UX Night Fukuoka 2018.3.3

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UX Night Fukuoka に参加しました。

イベントページはこちら。
https://uxnightfukuoka1802.peatix.com/

30人以上?が、メルカリ福岡オフィスに集合。
約5人ずつ、6つのグループに分かれて、スマートフォンのアプリケーションについて、ユーザー目線でいろいろおしゃべり。
最後に、グループごとにまとめ発表を。

私のグループ(5人)での話題をいくつか書いてみる。

課金の痕跡としてのアプリアイコン

  • ある程度課金しゲームは、ゲームをやらなくなってもアンインストールに躊躇する。
  • もし、育てたゲームアカウントを買ってくれたら、整理できるかも??
  • いろんな問題があると思うけど、メルカリでゲームアカウントの中古販売できたら。。。

件数バッヂ、ときにはユーザーを遠ざける?

  • 未読件数を示す、アプリアイコン右上の丸印:バッヂのはなし。
  • バッヂがついてもあとで見ればよいと思って、ほっておくと何十件と表示件数が膨れ上がる。
  • あまりにも件数が多いと、ストレスを感じて、アプリを開けずにアンインストールしてしまう。

1つのサービスにいろいろは求めていない

  • 1つでも使いたいという機能、体験、があれば、そのサービスを使う。
  • 複数のサービスを、併用することにストレスは無い。
  • 1つのサービスが多機能であっても、それを全て使いこなすとは限らない。

スマホの位置づけもいろいろ

  • そもそもスマートフォンにいろいろは求めていない。
  • 最小限のアプリしかインストールしない。
  • 同じことをするなら、スマホよりパソコンでやったほうが効率的なことも多い。

・・・・

上の話題は、それぞれの人が感じていること。
同じプロダクト、サービスでも、みんなが同じように使っているわけではない、ということを再認識。
ひとりで想像してもわからない。

学生さんや社会人1年目の方など、私と世代が違う、いつもは交流のない方々とサービスの話ができて貴重な時間でした。
気がついたら、あっというまに2時間経過。

次回この会をやる場合、今回消化不良なことを挙げて、同じテーマでさらに進めてもいいかも?と思いました。


メルカリの方から、福岡で開始した「メルチャリ」サービスを紹介いただきました。
自転車が利用されて、基地にもどっていないとき、ユーザーがその「のらチャリ」を基地まで乗っていくとサービスからお礼(ポイント?)が付くようになっているのだとか。
よい仕組みだ、と思いました。

株式会社フィールドノーツ設立記念セミナー

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以前の同僚である、吉川 伸彦さん が、ひろーい意味でのデザイン会社を設立されました。
それを記念して、10月28日土曜日、セミナーが行われたので、参加しました。
イベントのページ: http://fln-start.peatix.com/

写真は、参加される方が、集まる前の会場の写真です。
40名ほどの方があつまりました。
場所は、福岡のパナソニック社屋の中にある、交流スペース。

会では、UXD/HCDコンサルタントの浅野 智さん、福岡大学の准教授 森田 泰暢さん の講演がありました。
「サービスデザイン」についてと、その活動をどのように、既存の企業で行うか、といったおはなし。

いろいろな、お話があったのですが、おふたりに共通した内容で、印象的なのは、「学習」と「成長」について。
知識や技術のみで行うのは、限定的な作業であり、そこに「判断」ができることで「スキル」となるということ。
「ダブルループ」というワードも、話のなかにありました。
具体と抽象の両方の視点を持つ、それを忘れずに、ということでもあるのかな、と感じました。

それと、世の中の小さな小さなシゴトや活動に触れた話が、浅野さんの話のはじめと、森田さんの話の終わりに登場して、興味深く思いました。

私は最近特に、今のシゴト、未来のシゴトについて考えることがよくありますが、よりよく考え、活動したいなと、すこし心を支えてもらったような、気持ちになりました。

吉川さんには、いつもデザイン周辺を教えていただき、また、学びの場をつくっていただいていて、感謝しています。
これからの活動がさらに楽しみです。

浅野 智さん「これからのUXデザイン」

2017年6月30日、金曜日の夜、旧大名小学校(福岡)にて行われた、浅野先生の講義を聞きました。
「これからのUXデザイン」というタイトル。
イベントのページはこちら。
http://uxf-basic2017.peatix.com/

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「そうそう、そういう話が聞きたかった」の連続で、心地よ~くなって帰ってきました。

「サービスデザイン」

最近、世の中の移り変わりも感じながら、仕事をしていて、自分が担うこと、やりたいことは「UXデザイン」と呼ぶのがいいのか?とモヤモヤしていました。
ユーザー視点から考えることは、前提としても、もうすこし広い範囲の「何か」を考えることに興味があるなぁ、と。
そこに、「サービスデザイン」というくくり方を教えてもらいました。
現代のビジネスの要は「プラットフォーム」ですよ、ということも加えて。
それを聴いて「それです、それ。」と納得。モヤモヤが解消されました。

単に言葉のことといえばそうなのかもしれないけど、感じていることに、ラベルが付くと、気持ちがよい。

みんなで考える

組織やプロジェクトチームにて、メンバーそれぞれが役割分担というのは大事。
得意なことは人それぞれだし、手分けするのは、あたりまえ。
しかし、みんなで共通の課題を認識して考えることが、非効率なようで、結果的には成果にも結びつくんじゃないかと思っている。
そういったハナシも今回の講義に含まれていて、さらにガッテン。

・・・

浅野先生の話し口は、わりと辛口かつユーモアで、それも面白い。
真面目な講義だけれど、エンターテイメントも感じる。

知恵とエネルギー注入されました。
ありがとうございました。

UX Fukuoka「KA法の練習会」

2017年5月13日に開催された「KA法の練習会」に参加しました。
UXデザインについて学ぶ「UX Fukuoka」のワークショップイベントです。
イベントのページはこちら。
https://ux-fukuoka.connpass.com/event/54880/

約20人集まりました。
吉川さんが説明や進行をしてくださり、4人 x 5グループでワーク。

KA法は、ユーザーからヒアリングした情報などの分析法。
サービスを企画する際に、ユーザーの抱いている価値(深層心理も含め)を基に考えるための手法のひとつです。
「分析」には、「数値的」な分析もありますが、これは、性質を探る「質的」分析のほうです。

今回は、「実践!KA法おためしキット」という教科書に沿って行いました。
このキットには、ECサイトのユーザーから収集した情報のサンプルが掲載されており、それを利用しました。

行った作業は、サンプルである60件のEC利用に関する「出来事」に対して、それぞれ「心の声」「価値」を分析者が、設定されているペルソナを想像しながら書き出します。
この3つの情報がひとつになって60枚の「KAカード」となる。
それを、分類したり、ラベルをつけたりして、最後は模造紙に貼って「価値マップ」にします。

約5時間のイベントでしたが、あっという間に終わりました。面白い。
もっと時間が欲しい〜、という感じ。
会の最後では、グループごとに、分析の内容、感想を発表しました。
参加者同士で意見交換もでき、いつもは別の仕事をしている、さまざまな人が集まって学ぶことにも、このイベントの面白さがあると思いました。

参加者のみなさんや、私が感じたことは、

  • 心の声や価値を書き出すのは、もっと慣れないと大変。
  • KAカードの「価値」が、うまくかけていないと、分類に迷うことがある。
  • ユーザーの純粋な欲求を掘り起こすステップをしているのに、つい、開発者目線で問題を解決する「機能」を考えてしまう。
  • 価値マップは、大分類、中分類、小分類、さらにKAカードに詳細情報、と企画に活かす際にはいろいろなレベルで情報にアクセスすることができる。
  • 複数人のグループで分析することが大事かもしれない。バランスや客観性ということで。作業も大変だし。
  • 同じ元データをつかっても、分析する人によって、まとめは変わる。なので、複数のチームで分析することにも意味がある。
  • 今回は、既存のデータを利用して「分析」の部分だけをしたが、ユーザーからヒアリングする、情報収集の部分からも、やってみたい

この手法にかぎらず、視野を拡げていきたいと思いました。

会場は、Backlogサービスなどの「Nulab」のスペースをお借りしました。ありがとうございました。

糸島ビアファームの思い出

1年前の思い出。
昨年(2014年)の秋、友人に誘われて福岡県糸島市で行われた、糸島ビアファームに参加しました。
このイベントがとても楽しかったので紹介します。

JR筑肥線一貴山駅を降りて少し歩くと見渡す限りどこまでも続くような広ーい田園。
そんな田んぼ道を20〜30分ひたすらあるくと、きれいに稲刈りされた、この日専用であろうイベント会場に到着。
もう、この環境でビールがのめるだけで気持ちいいのですが、実は主役は「枝豆」。
枝豆畑が解放されていて、参加している大人も子どもも枝豆を根っこから抜き、それを、会場のテントに持って行くと大きな鍋で茹でてくれます。
この、取り立て&茹でたての枝豆、味が凝縮されていて食感もプリプリで、永遠に食べ続けられるのではないかとおもう、うまさ。
ビールはキリンビールが協賛のようでキリンの社員さんもいらしたようで、生ビールをベストコンディションでいただけました。

これだけでも、大満足ですが、唐揚げやソーセージ、炊き込みご飯などの売店もあり、さらに害獣として捕獲したイノシシ丸焼きも振る舞われました。
こぢんまりとしたステージでは、ギター弾きがたりなどの、ほのぼの生演奏が。
農家の方の仔牛にふれあえたり。
トラクターの後ろに荷台を引いて、子どもたち(大人もOK)を乗せて田んぼの周りをぐるっと廻ってくれるツアーまで。
良い立地、良い企画、良い運営、ほどよい規模感。
ぐっとくるイベントでした。

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今年(2015年)もこのイベント開催されました。
しかし、体調不良のため残念ながら不参加。
来年はぜひ参加したいぞ。

「糸島ビアファーム2015」イベントページ
https://www.facebook.com/events/1472870736314799/

「糸島ビアファーム2016」イベントページ
https://www.facebook.com/events/608081225997952/

西川健一さんの「糸島ビアファーム2015」レポートブログ
http://itoyuru.com/2015/09/29/itoshima-beerfarm-2015/

UX Fukuoka「サービスデザイン設計ワークショップ」

福岡で開催されている、UX Fukuoka勉強会。
今回「サービスデザイン設計ワークショップ」という下記、3回セットのワークショップが行われました。

2014/12/17:第1回「ペルソナ/シナリオ法」(インタビューと上位下位関係分析法)
2015/2/21:第2回「構造化シナリオ法」
2015/3/14:第3回「ペーパープロトタイピング」

講師は、浅野智先生。
私は都合により、2/21と3/14のみ参加しました。
人間中心設計(HCD)のお勉強です。 http://www.hcdnet.org

はじめに行うのは「半構造化インタビュー」。
設定されているテーマについて、リードユーザーへのインタビューを行う。
インタビューから出た発言、ひとつひとつをメモしておき、付箋に書き壁に貼る。
「行為目標」や「価値」でグループ化して、被験者の価値観を抽象化していき、「本質的欲求」を導き出す。(ラダーアップ)
そして、ペルソナを具体的に「ペルソナシート」に書き起こす。

構造化シナリオ法は「ビジネス情報」を前提に「バリューシナリオ」「アクティビティシナリオ」「インタラクションシナリオ」を書いていく。
これは、もちろん前の段階で設定したペルソナを前提に書いていく。

ペーパープロトタイピング編では、まず、シナリオを元に、「簡易ストーリーボード(漫画のように、イラストでも書き起こす)」を書く。
次にUXフローをインタラクションシナリオを元に描く。UXフローは実際のインターフェイスを描いていく。
流れが具体的になったところで「ストーリーボード」を、1ステップ1枚の紙に、改めて詳しく書いていく。イラスト付きで。
ストーリーボードを壁に横並びに貼り、その下に、対応するインターフェイス図(ワイヤーフレーム)を描いていく。
出来上がったインターフェイスを「ウォークスルー評価」という方法で評価する。
これは、被験者がストーリーボードとインターフェイスを見ながら紙上(壁に向かって)操作を試してみる。
これで、エラーしやすい場所、分かりにくい場所などを挙げていく。付箋に書いてその箇所に張り付けていく。

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以下、ワークショップに参加して感想など。

一通りの流れは分かった(つもり・・)が、身についた!という感覚は、まだまだ無い。
何回か想定練習をしたり、実践で取り入れてみたりして、良い感触、成功体験、を実感しないと手法獲得には至らないと思う。

参加していたみんなが言っていたのは「インタビュー」が足りなかった、うまく出来ていなかった、という声。
インタビューの技術も磨かなくてはいけない。
大事な部分を見極めて、掘り下げた聞き出しをして、多くの情報を得ておくことで、ステップが進んでからも、振り返ってみる基となるペルソナから見直せるきっかけが沢山ある状態にしておくことが大事なのだろう。

そして、なにより痛感したのは、シナリオをいかに良く書けるか、ということの重要性と、その難しさ。
今回の3回シリーズとは別の「ユーザビリティ評価」のワークショップでも、シナリオについて指摘をされた。
想像力、客観性、文章力、課題との対応性など、考えることは沢山あり、その勘ドコロは、全くといっていいほど私はつかめていない。

まだまーだこれから・・・。

UX FukuokaのFacebookページはこちら https://www.facebook.com/uxfukuoka

以下追記。2015.10.13。
「情報デザインのワークショップ」という本、わかりやすくておすすめです。

「すっぴん」

最近、よく聴いているNHKのラジオ番組「すっぴん」。

ウェブの説明を引用すると・・
「月~金曜日朝8:00から約4時間の生放送で、個性豊かなパーソナリティーが曜日替わりで番組をひっぱります。 食べ物・美容・子育てなど暮らしに欠かせない話題やカルチャーから時事の最前線まで幅広い情報をあなたのメッセージとともに飾らないトークでお届けします。」

パーソナリティーは、松田悟志氏、津田大介氏、ダイアモンドユカイ氏、水道橋博士氏、高橋源一郎氏、たしかに個性豊かな顔ぶれ。
そして、この5人の男たちを、相手にして毎日番組を進行しているのが、藤井彩子アナウンサー。
パーソナリティーと藤井氏が絶妙なコンビネーションで、トーク進行されている。
藤井氏はバシバシとパーソナリティーにツッコミをいれるのも、面白い。

ニュース番組でもなく、バラエティ番組でもなく、芸能、時事ネタを扱うワイドショーでもなく、生活+文化情報番組。
例えるなら、TBSテレビの「はなまるマーケット」のような位置づけかなぁと。
NHKラジオはスマホやPCから「らじるらじる」を通しても聴けます〜。

http://www.nhk.or.jp/suppin/

「100,000年後の安全」

映画「100,000年後の安全」が無料公開中です。
http://www.uplink.co.jp/100000/2014/

この映画は、フィンランドの放射性廃棄物の最終処分場についてのドキュメンタリー映画です。
原子力発電に賛成、反対の考えに関わらず、処分場をつくるということはどういうことなのか、を知るための、よい映画だと思いました。
電気に頼って生活している自分たちの責任として、知っておかないといけないことだと思いました。

TSUTAYAでかりる

プリキュア

3歳の娘は、最近「プリキュア」に夢中です。
登場するキャラクター名は「キュアハート」「キュアソード」「キュアダイアモンド」・・・。
えっと、ピンクの髪の毛のが「キュアハート?」、赤いのは??
5人のメインキャラのどれがどれか、いまだに覚えられません。

「とっとこハム太郎」のキャラクター名は、リボンをつけているのが「リボンちゃん」、ピンクのマフラーをしているのが「マフラーちゃん」、メガネをしていて博学?なのが「めがねくん」など、なんと工夫のない安易なネーミングなんだろうか。アンパンマンのキャラクターも「てんどんマン」てそのまますぎでしょ、と、内心ツッコミをいれていました。
しかし、プリキュア5人も覚えられないことに気づいた今、アンパンマンや、ハム太郎がいかに「親切」なネーミングだったかということに気づかされました。

下記追記。2015.10.13。
読んでないけど、関係しそうな本。

1000曲iPod

友人に、刑事コロンボのDVDボックスを貸していました。
それを返却してもらうときにサプライズがありました。
洋楽、邦楽、様々なジャンルの楽曲、厳選1000曲入りiPodを貸してくれたのです。

彼は多ジャンルの音楽に詳しく、私と趣味も合う。ナイスなバランスの選曲。
長年音楽を聴き込みが凝縮した贅沢なコンピレーションです。